
2023年度の学生の最近のグラヴィール作品をご紹介します。
(例年は年度末頃に授業が行われていましたが、スケジュールの関係で今年は一番最初です。)
グラヴィールとは、回転する銅盤にガラスを当て、絵柄を彫りこむ技法です。とても繊細な技法で、基礎科を修了した学生で「グラヴィールがいちばん難しかった」という人は多いです。一か月かけて基本的な技術を習得していきます。
講師の後閑 博明先生の作品はこちらをご覧ください。
学生の作品はこちら↓
それぞれ別の学生です。全員未経験でしたがどんどん上達しています。
無色のガラスに彫るのもとてもきれいです。くらげの脈がリアル。
彫った後は、酸化セリウムを用いて艶出しをします。↑上の画像は丸い実の所だけ磨いてあります。
彫りっぱなしだと、表面は白く濁っています。
これでガラスらしい透過感が出ます。
完成品はまた今度ブログにします。